酒と、仕事と、落書きと、猫まみれな日常。

会話の引き出し

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音楽とアートの話になると、どうにも止まらない私。
「はらへりさんとuhaさんの会話って、何語なのか、さっぱり解らへんわ」
「お前ら、マニアックだよなぁ(笑)」
takoさんや、トムさん(高校時代のクラスメート)に言われる度に
「違う、それは「マニア」じゃなくて、単純に音楽が好きなだけ(笑)」と説明するが、今日、同席していた常連客の1人・ノリさん(漁師でダイバーで、元刑事(!))から、こんな質問をされた。

という訳で今回の登場人物は、下記の通り。
・ノリさん(漁師でダイバーで、元刑事。最近は、乾燥ナマコを持参する事多し)
・marky(お茶目でキュートな女の子。セテールのご近所さん)
・私

N「はらへりさん、音楽好きなの? どんなの聴く?」
私「演歌とフォーク以外なら、何でも。クラシックも好きですよ〜。吹奏楽部にも在籍してましたよ。根性ナシだったので、1年で辞めましたけど(苦笑)」
N「へっ?!(驚) はらへりさん、そしたらキリ・テ・カナワ知ってる?」
私「あ〜〜〜、知ってる!! 何年か前に来日してたでしょ?」
N「そう、カラヤンの女だった歌手な。チケットが8万円。オレ、それ聴きに行ったで〜」
私「うそぉ?! ノリさん、それすげぇーーーーーっ!!(驚)」
N「はらへりさん、どんなの聴くん?」
私「そうだなー...最近面白いと思ったのは、知人から頂いたビバルディの生きていた時代の楽器を使って演奏する楽団の「四季」。あれは久々に凄いと思った。色気があるの!!」
# 名前をど忘れしていたので、帰宅してCDを確認すると、Il gardino armonicoという楽団名である事が判明
N「ほぉ〜。はらへりさん、今度2人で、クラシックの話しようよぉ」
私「ははは、2人でってのは遠慮しとくよ〜(笑) 今度また、セテールで話そう」
その時、私の隣に座っていたmarkyが、「実はmarkyもピアノやってたんだよ」と参戦。
N「どこまで?」
m「黄色いバイエル。でも、markyはショパンを「ちょぴん」って読む位のレベルだから(笑)」
私「あはは(笑) そーだ、バイエルの次は、何だったっけ?」
m「ブルグミューラー?」
N「え〜? 違うやろ、それはツェルニーや」
私「そしたら、バイエル、ツェルニー、ブルグミューラー、ソナチネ?」
N「そうじゃなかったっけ?」
# この後、自宅でGoogleして、ありとあらゆるMIDI音源を確認したところ、markyの記憶が正しかったのでは? と思っている。 ハノンが抜けていた事にも気が付いてしまったし。調べて良かった
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そんな感じで、夜は更けていった。

この顔ぶれで、まさかのクラシック音楽談義に花を咲かせる事になるとは、誰も予想していなかったはず。関西弁喋る漁師がクラシック好きだなんて、誰も予想していなかったはずだ。なんてったって、この私が一番びっくりしたんだもの(笑)

人間、見た目だけじゃ判らない事がいっぱいある。
話してみないと解らない事が沢山ある。
思いがけない会話の引き出しを見つけると、一気に広がる世界がある。
だから面白いんだね、きっと。

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