仕事を終えた後、明日が誕生日の私のために、うっきーがお祝いにディナー(いや、飲みの方が比率が高い?(笑))に連れ出してくれた。
「どこへ行きたい?」
うっきーの質問に、少し困った。決断力が鈍っている現在の私には、少し辛い質問でもあった。
私は、生粋のなーふぁんちゅ*1。
# 注1:沖縄方言。那覇人=生まれも育ちも那覇市の人の事
居酒屋・レストラン・バー、あちこち飲み歩いているつもりだが、実は那覇市内しか知らない。価格はいわゆる「那覇価格」の店が多いのも確かだと思う。
那覇市外でも、時々利用するのは10年来の友人・katomaro(別名:maroko)さんの店くらいのもの。
困った。那覇市内なら、店名指定で○○へ行きたい! と言えるのだが...。いいのか? 本当にいいのか? 私にチョイスさせていいのか?! 後で泣いても知らないぞ...(汗)
散々考えた末、美味しい魚介類を久しぶりに食べようという事で、katomaroさんの店「和琉鮮家 華乃屋」へ行く事にした。
今日は日曜日。彼は家族サービスで忙しくて店にはいないだろう。もしいた時は、その時に「事後報告じゃなくってさぁ、予告してから来てよぉ」と苦笑する彼の顔を思い浮かべながら店へ入った。
ディナーに誘ってくれた当の本人・うっきー、この日は朝から何も食べずに部屋で寝ていたという。正直な気分、はらぺこなので、がっつり食べたいらしい。
が、そこでまず1つ目のSurprise。
オーダーした所で、壁の隙間からメガネとその奥に光る目。katomaroさんだ。うそぉ?! 日曜日なのに、いるの?(笑)
「はらへりぃ、どうしたの? 今日はこんなに美ら姿(ちゅらすがい)*2して」
# 注2:沖縄方言。綺麗な格好。おめかし、おしゃれ、の意味。
「今ちょうど仕事帰りなんだけどさ、実は明日、私の誕生日で。それで、美味しい魚系を食べに行こうってんで、ここに来たんだ」
ここから2つ目のSurprise。
その瞬間、彼の鶴の一声でビール以外のオーダーは無視(笑)、katomaroワールド炸裂だ。
グランドメニュー(定番メニュー)ではなく、オーナー権限のコースメニューに切り替わった。
兄貴、相変わらず粋だねぇ(涙) 会話は相変わらずのエロ全開だけど(をい)
# どの位エロなのか...。何年前だったか、喪服姿の私に欲情した程、と書くと解りやすいだろうか?(笑)
そして、コース料理を全て頂いた頃に、3つ目のSurprise。
「Happy Birthday to you♪」の歌声と共に、ケーキと、スパークリングワインがサーヴされた。
うそっ? ねぇ、ちょっと?? 飛び込みで行こうかと言いつつ、実は予約していたんじゃないの?! そう思えるような演出と共に、仕掛け人・うっきーから、桜草に似たピンクの蕾をたくさん付けた小さな鉢植えを手渡された。
# 花の名前は忘れたそうだが(をい)
両親と弟妹の合計6人揃って誕生日を祝ってもらったのが、私の中で一番の温かい記憶だったが。
うぅ、はらへりの人生あと何時間かで37年、これまでに、こんなに素敵な演出で誕生日を祝ってもらった事があっただろうか? なかったかもしれない(うるうる)
一晩で3つものSurpriseを目にするなんて、夢にも思わなかった。
人数は少なくて良い。でも、私のために何かをしてくれる人が確実に存在する事と、この世に生きている事に心から感謝した誕生日前夜であった。
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